詩の部屋
ヨガとは直接関係ありませんが、、、素敵な詩をご紹介していきます。
ほっこり、ひと息ついていただければ嬉しいです。
Don't Dream It's Over
by Crowded House
There is freedom within, there is freedom without
Try to catch the deluge in a paper cup
There's a battle ahead, many battles are lost
But you'll never see the end of the road
While you're traveling with me
Hey now, hey now
Don't dream it's over
Hey now, hey now
When the world comes in
They come, they come
To build a wall between us
We know they won't win
Now I'm towing my car, there's a hole in the roof
My possessions are causing me suspicion but there's no proof
In the paper today tales of war and of waste
But you turn right over to the T.V. page
Hey now, hey now
Don't dream it's over
Hey now, hey now
When the world comes in
They come, they come
To build a wall between us
We know they won't win
Now I'm walking again to the beat of a drum
And I'm counting the steps to the door of your heart
Only shadows ahead barely clearing the roof
Get to know the feeling of liberation and release
Hey now, hey now
Don't dream it's over
Hey now, hey now
When the world comes in
They come, they come
To build a wall between us
We know they won't win
Don't let them win (hey now, hey now, hey now, hey now)
Hey now, hey now
Don't let them win (they come, they come)
Don't let them win (hey now, hey now, hey now, hey now)
内に自由があり、外に自由がある
洪水を紙コップ一つで受け止めようとしたりする
これから戦いがあるけどほとんど負けてしまうだろう
でもこの道に終わりはないんだ
僕と旅を続ける限りは
ねえだけど今は、終わりだと思わないで
世界がやってきて
僕たちの間に壁を作ろうとしてくるけど
僕らには敵わないさ
車を引っ張っているんだ、天井には穴が開いてる
僕が持ってるもので君を疑わせてしまうけど、証明のしようがないんだ
今日の新聞には、戦争の事と浪費の話
でも君はテレビ欄へとページをめくるんだ
僕はドラムが鳴る方へまた歩き始めたんだ
君がいる扉までの歩数を数えながら
先には日陰しかなくて屋根もなくなってしまう
二人で解き放たれる気分を知りに行こう
https://youtu.be/J9gKyRmic20
Il silenzio onesto
(Il silenzio è cosa viva. Chandra Livia Candianiより)
Non tutti i silenzi sono uguali. Come, grazie alla consapevolezza del vivere, si diventa sensibili alla luce, alle diverse sfumature di luce in diversi luoghi, in differenti momenti della giornata e delle stagioni, così si colgono miriadi di sfumature nei silenzi nostri e altrui, silenzi umani, silenzi degli animali, degli alberi, silenzi minerali.
Il silenzio non è tacere né mettere a tacere, è un invito, è stare in compagnia di qualcosa di tenero e avvolgente, dove tutto è già stato detto. Il silenzio sorride.
Caro silenzio, aiutami a non parlare di te, aiutami ad abitarti. Addestrami. Disarmami. Tu mi insegni a parlare. Eccomi, mi lascio rapire. Non lascio niente a casa, niente di intentato. Ci sono. In te. Arte del congedo per ritrovare.
Arte dell'a-capo che insegna a lasciarsi scrivere. Il silenzio semina. Le parole raccolgono.
Il silenzio è cosa viva.
静寂に誠実であること (チャンドラ・リビア・カンディアーニ)
静寂はどれ一つおなじでない。「生きる」ことに目覚めると光が、異なる場所、いちにちのなかの異なる時間帯、季節により光のニュアンスがちょっとずつちがうということを感じはじめるように、私たちやほかの人たちの静寂の中に無数のニュアンスの違いがあることを感じとる。にんげんの静寂、どうぶつ達の静寂、木々、鉱物の静寂にも。
静寂は何も話さないことではなく、黙らせることでもない。静寂はすべてがすでに語りつくされたあの場所へのいざない、何か優しくてそっと包み込んでくれるようなものによりそうこと。静寂は微笑む。親愛なる静寂!わたしがきみのことを語ってしまわないようにそっと見守って。きみのなかに住むことができるようにたすけて。きみの中に包み込んでしまって。わたしから武器をとりあげて。私に表現することをおしえて。ほら、ここにいるわたしの心をうばって。家にはもうなにもない、もう何も試みないなんてことはできない。私はいる、きみの中に。別れ、というすべをつかって何かを再発見する。「始まり」が、書くことに身をゆだねる、ということを教える。静寂が種をまき、言葉が摘み取る。
そう、静寂は生きている。
にじ
わたしは めをつむる
なのに あめのおとがする
わたしは みみをふさぐ
なのに ばらがにおう
わたしは いきをとめる
なのに ときはすぎてゆく
わたしは じっとうごかない
なのに ちきゅうはまわってる
わたしが いなくなっても
もうひとりのこが あそんでる
わたしが いなくなっても
きっと そらににじがたつ
「自選 谷川俊太郎詩集」 岩波文庫より
Hommage à Dasa
昨日流れ星になって宇宙に還った親愛なる赤猫のダザに捧げる(2021年10月3日)
さようなら
ぼくもういかなきゃなんない
すぐいかなきゃなんない
どこへいくのかわからないけど
さくらなみきのしたをとおって
おおどおりをしんごうでわたって
いつもながめているやまをめじるしに
ひとりでいかなきゃなんない
どうしてなのかしらないけれど
おかあさんごめんなさい
おとうさんにやさしくしてあげて
ぼくすききらいいわずになんでもたべる
ほんもいまよりたくさんよむとおもう
よるになったらほしをみる
ひるはいろんなひととはなしをする
そしてきっといちばんすきなものをみつける
みつけたらたいせつにしてしぬまでいきる
だからとおくにいてもさびしくないよ
ぼくもういかなきゃなんない
「自選 谷川俊太郎詩集」 岩波文庫より